自律神経

自律神経が乱れると便秘に・・・乾燥・水分不足をどう防ぐ?

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自律神経は私たちの気持ちや体調を左右する存在です。
日頃の生活や精神的な部分から自律神経は乱れたり弱まったりするのですが、この影響で便秘に悩む場合もあります。
自律神経と便秘にどのような関係があるのか、また冬場の乾燥や水分不足をどのように防いでいけばよいのか考えてみましょう。

なぜ自律神経が弱くなると便秘になるの?

自律神経には、交感神経と副交感神経の2つがあります。
緊張状態に働くのが交感神経、リラックスしているときに働くのが副交感神経となっています。自律神経は気分だけでなく、体温や呼吸、心臓の動き、血行、食べ物の消化などにも関係している大切な存在です。

自律神経と腸の関係を見てみると、交感神経が優位に働いているときは腸の蠕動運動は抑制されています。一方の副交感神経が働いているとき、蠕動運動は活発化します。気分がリラックスしている時の方が、腸は活発に動いているのです。

自律神経は2つの神経がそれぞれバランスよく働いている状態が理想的なのですが、冬の寒さや夏の暑さ、ストレスや生活習慣の乱れなどが影響してバランスが崩れることがあります。
たとえば、寒さの厳しい冬は交感神経の方が優位に働きます。その結果副交感神経の働きは鈍くなり、腸の蠕動運動も低下します。ここから便秘に陥るという流れになります。

自律神経のバランスを整えるためにできること

自律神経のバランスに乱れが生じることで起きる便秘は、腸と体全体に負担をかけます。
そこで、自律神経のバランスを整えていくことが必要となります。このバランスを整えるためにできることをご紹介します。

  • 睡眠はたっぷりと取る
  • ストレスを適度に発散する
  • 食事は1日3食、規則正しく食べる

睡眠はたっぷりと取る

自律神経のバランスを整える上で欠かせないのが、十分な睡眠です。

自律神経の改善のために十分な睡眠をとりましょう眠っているときはリラックス状態にあるので、副交感神経が優位に働いています。この副交感神経が働く時間をしっかり確保することで、自律神経のバランスは整うと言われています。

夜更かしをしていると体に良いことは何もありません。質の良い睡眠に導くために、夜の過ごし方を見直すことも大切です。

ストレスを適度に発散する

ストレスは大きな病気も招く恐ろしい存在であり、自律神経にも乱れを生じさせます。日々の仕事や人間関係、家事や育児においてストレスを溜めている人も多いでしょう。

ストレスを抱え、日々忙しく過ごしていると交感神経が活発に働くため、落ち着いてゆったりと過ごせる状態とはかけ離れてしまいます。

そんなストレスを上手に発散して溜め込まないようにすることで、副交感神経の活動を活性化させることができます。
イライラする気持ちから開放されて自分が楽しめる時間を過ごすことがストレス発散につながるので、ぜひそんな方法を探しておきましょう。

食事は1日3食、規則正しく食べる

食事を1日3食、規則正しく食べることも大切です。食事をすると腸も動き出します。自律神経においては副交感神経が働き始め、バランスも整いやすくなります。

1日3食、特に朝食は必ず摂りましょうなかでも大事なのが朝食。朝はいつもバタバタで朝食は抜くことが多いという人も多いかと思いますが、朝食は1日の始まりには欠かせません。

朝にしっかり食事を取ることで副交感神経が活発になり、全身に血液を送ってくれます。
朝少し早起きして、朝食の楽しみを持つようにすると良いスタートを切ることもできるでしょう。

食事をする時間も朝昼晩で大きくずれてしまわないように、規則正しく食べるようにしましょう。

このように、自律神経のバランスを整えるには、規則正しい生活を送っていくことがポイントとなります。

冬は乾燥と水分不足に注意して過ごそう

自律神経の乱れは腸に悪影響をもたらしますが、腸の不調のすべてが自律神経によるものとは断言できません。特に冬場は季節の特徴も重なって、腸に不調が起こりやすくなっています。
まず、冬は外の空気も暖房をつけている部屋の空気も乾燥しています。乾燥した空間にいることが多いと、体内の水分は消耗されていきます。その結果水分不足に陥り、便秘に悩むようになります。

水分不足にならないように冬でもしっかり水分補給を健康的な人の便はおよそ80%が水分であるといいます。そのため、便をスムーズに排出するためには水分が欠かせないのです。
冬場は寒いとトイレに行く回数も増えることから、自然と水分補給をする機会が少なくなっているでしょう。腸には水分が必要なのに不足しがちになっているのが、冬場の特徴です。
この乾燥と水分不足を解消していくだけでも、腸の不調は良くなります。

温かい飲み物を作ってまめに飲むようにする、暖房器具の使い方を考える、乾燥対策にマスクの着用や加湿器などを上手に活用するといったように、冬の過ごし方を工夫して乾燥と水分不足を防ぎましょう。
部屋に濡れた洗濯物を干しておく、お鍋を食べて部屋の湿度を一定に保ちながら、体を温める食材を食べるという方法もおすすめです。
毎日の生活のなかで実践しやすい方法を見つけて、便秘を予防していくようにしましょう。腸を元気にするために、冬の過ごし方も意識したいですね。

自律神経のバランスをチェックしてみよう

自律神経のバランスが腸に与える影響は大きいことをご説明しましたが、最後に今ご自身の自律神経はきちんとバランスが保たれているかどうか、次の項目をチェックしてみてください。

1 朝は気分がすっきりして目覚めも良い
2 口が渇きやすい
3 頭痛が頻繁に起きる
4 体温が低く、手足は冷たい
5 肩こりがひどい
6 タバコを吸う
7 仕事や家事が不規則
8 緊張しやすい性格である
9 口内炎ができやすい
10 胸焼けや胃痛を感じることがある

この10個項目をチェックしてみてください。どれも当てはまるという人は、自律神経が乱れてしまっているのではないでしょうか。
数個チェックが入った人も、油断しないように日頃の生活を送っていきたいですね。
誰でも疲れたときに感じやすい症状も挙がっているので、1つでも当てはまる項目があれば、体をいたわってあげることも大切です。

自律神経の乱れはさまざまな体調面に作用します。その1つに腸の不調が挙げられ、便秘を招くケースがあります。
さらに、季節特有の乾燥や水分不足も影響してくるため、今の生活を見直して規則正しい毎日を送れるように改善していきたいですね。

自律神経を改善して便秘を治しましょう

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