自律神経

季節の変わり目に片頭痛・・・気象病と自律神経の関係とは?

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最近は「気象病」もしくは「天候病」について取り扱うテレビ番組やメディアが増えています。
よく気候・気圧が変化すると、耳がキーンとなったり、頭痛・倦怠感が激しくなったりしませんか?
実は、そこに気象病(天候病)の秘密が隠されているのです。ポイントは「自律神経」です。

頭痛

気象病の原因は気候・気圧の変化

季節の変わり目、もしくは昼と夜の寒暖差が激しい時など、こんな症状に悩まされることはないですか?

・頭痛
・肩こり
・だるさ(倦怠感)
・めまい
・関節痛

等々……。
こうした症状は、「気象病」(天候病)かもしれません。

気象病・天候病(天気痛と呼ぶドクターもいます)は、天候が変化にともなう気圧の変化によって、体調が悪くなってしまう病気です。
人間は気候の変化に敏感です。たとえば寒いところから暖かいところへ行くと、体温が急激に変化するのを防ぐために、もしくは変化した体温を元に戻すためにエネルギーを使います。
その気温差は大きければ大きいほど、それだけ消費するエネルギーは大きくなりますよね。
結果、体のどこかにその影響が出てしまうのです。

気圧の変化も、体に大きな影響を及ぼします。気圧は血圧と大きな関係があるからです。
よく山の上に飲み物が入ったペッドボトルを持って行くと、中が膨張してパンパンになっていることがあります。
飛行機に乗る際も、ペットボトルの持ち込みは制限されていますよね。それは、気圧が低いところへ行くとペットボトルが膨らみ、最悪の場合は破裂してしまうからです。

ペットボトル

血圧も同じで、気圧が低いところでは血圧も下がります。つまり血流が悪くなり、血管がパンパンに詰まってしまいます。
そのため、頭痛や肩こり、めまいや倦怠感、関節痛を引き起こしてしまうのです。

人の血行は、自然のバランスとつながっています。気候・気圧が変われば、血のめぐりも変わります。
ドイツでは、そんな気象と病気の関連性を調べる「生気象学」が進んでいるそうです。
日本も四季があり、気候が変化しやすい環境だからこそ注意しておかなくてはいけないでしょう。

気象病と季節病の違いは?

季節の変わり目などに気候・気圧が変化することで起こる症状というと、花粉症なども思い浮かぶかもしれません。
しかし花粉症は「季節病」といって、気象病とは異なります。
花粉症とは花粉が飛ぶ特定の季節に起こるものだからです。花粉が飛ばない季節と季節の変わり目には発症しませんよね。

一方、熱中症は気象病と季節病、2つの特性を持っている病気だと言われています。そのため熱中症になった時は、気象病と季節病の両方の視点から、体調管理を行う必要があります。

気象病と自律神経の乱れ

気象病を引き起こす原因のひとつに、自律神経が関わっていることをご存じですか?

自律神経は、交感神経と副交感神経の2つから成り立っており、どちらかが優位になると体調に変化が生じます。
特に、交感神経が優位になると心臓の動きも活発になりますが、それが活発になりすぎると血流障害を引き起こしてしまいます。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。
頭痛、肩こり、便秘の原因!? 自律神経の乱れを解消する3つのポイント

てるてるぼうず

自律神経のバランスが乱れた時の症状と、上記の気象病の症状って似ていますよね。
自律神経のバランスが乱れると、気候・気圧の変化を受けやすくなります。
反対に気候が変化すると、自律神経のバランスも乱れやすくなります。
特に女性はホルモンのバランスが崩れやすいため、自律神経が影響を受け、さらに気象病に陥りやすいと言われているのです。

気象病は命に関わる危険なサイン

気象病の原因のひとつは、気候や気圧の変化に伴い血圧が変わってしまうことです。
血圧が一定ではなく激しく変動するような状態は、命に関わる病気を引き起こしてしまう可能性があります。

特に「脳梗塞」「心筋梗塞」といった病気には、十分に気をつけてください。
脳梗塞は脳の血管が詰まることで起こります。心筋梗塞は血管が詰まり、心臓に血液が行かなくなって起こる病気です。
しかも、この2つは自覚症状がないまま病状が進行するそうなので、特に注意が必要ですね。

気象病を発症しているサインは・・・

気象病は命に関わる病気を引き起こすかもしれない、重要なサインです。
では、「自分は気象病かな・・・」と気づくサインには、どんなものがあるのでしょうか。

頭痛、肩こり、だるさ、めまい、関節痛といった症状はもちろん、「耳がキーン」となっていう状態が続いていると、それは気象病のサインかもしれません。

耳が痛い

耳の中には「内耳」という、気圧の変化を感じ取り、脳に伝える器官があると言われています。
よくエレベーターが速く移動すると、耳がキーンとなったりしますよね? あれは気圧が急激に変化したことを、脳に伝えてくれているそうです。
その伝達を受けて脳は体に、気圧の変化に順応するための指示を出します。

反対に、耳がキーンとなったままというのは、気圧の変化に対応できず血行が悪いまま、という気象病を発症しているサインなのかもしれません。

自律神経を整えて気象病を改善する

ここまで気象病の原因と注意点を挙げてきましたが、気象病を予防するにはどうすればよいのでしょうか?
もし気象病の症状が出始めた時は、どう対処すればよいのか。
まずは、自律神経の改善を考えてみてください。

自律神経を整えるには、次の3つの方法が有効です。

目覚め

・規則正しい生活
・栄養バランスの良い食事
・質の高い睡眠

また、血流が悪くなると自律神経のバランスが乱れてしまうので、マッサージで血行をよくすることも大切です。

梅雨・台風の季節は特にご用心

台風

日本では6月に入ると梅雨入り、そして台風の季節を迎えます。
梅雨と台風は、夏に気候・気圧の変化をもたらす最大の要因です。
春から夏への変わり目に体調を崩す方は非常に多いのですが、梅雨と台風の季節は、さらに気候・気圧の変化が激しいので、自律神経のバランスにも注意しておかなくてはいけません。

気象病予防・改善のために、自律神経について知りたい方は、ぜひ一度、プロのエステティシャンにご相談ください。体調管理が難しい季節を、一緒に乗り越えましょう。

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