自律神経

強い日差しに注意! シミ予防・日焼け止め・紫外線対策・・・太陽光と自律神経の関係は?

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2017年春。あれだけ寒かった冬がまるでウソだったかのように、暑くて日差しが強い毎日が続いていますよね。
沖縄はすでに梅雨入りしていますが、九州から関東・東北までは6月になってから。梅雨明けは7月なので、その後はまた日差しが強くなりそうです。
これだけ太陽光線が降り注いでいると、気になるのはお肌。紫外線でお肌が焼け、肌荒れでかゆくなったり痛くなったり……。
これからの季節に注意しておきたい、太陽の光とお肌についてご説明します。

太陽光線

太陽の光が肌荒れを引き起こす仕組み

太陽の光には、次の3種類の光が含まれているといわれています。

  • 可視光線
  • 赤外線
  • 紫外線

可視光線は文字通り「目に見える光」。人の目に効果をもたらします。
赤外線は人に熱をもたらす光です
対して紫外線は、ビタミンDやカルシウムなど、人の体に必要な栄養素を生成します。また、皮膚にとっても必要な物質を多く作ってくれるのが紫外線です。
こうして、体の新陳代謝を促進させてくれるのが紫外線の役割ですが、その影響は決して良いものばかりではありません。

紫外線は可視光線や赤外線よりもエネルギー量が多いので、それだけ人体に影響を及ぼしやすい性質を持っています。
しかも、可視光線のように見える光でもなければ、赤外線のように感じることができる光でもないのが、紫外線の大きな特徴です。
そのため、太陽の光を長く、もしくは多く浴びていると、知らない間に大量の紫外線を受けていることになります。それは、お肌にとっては決して良くない状態なのです。

紫外線とメラニン色素の関係

肌が焼ける=日焼けを生み出すのは、主に紫外線です。ただし、紫外線が肌を焼くわけではありません。むしろその逆、といってもいいかもしれません。
皆さん、「メラニン」もしくは「メラニン色素」という言葉を聞いたことがありますよね?
人の肌が黒くなるのは、このメラニンが作用しています。

メラニン色素

紫外線が皮膚に当たると、人の体は紫外線を防ぐために、メラニンという色素を作ります。このメラニンは黒い色素で、紫外線は「黒い色に吸収されやすい」という性質を持っているからです。
つまり、日焼けとは紫外線によって肌が焼けて黒くなっているのではなく、メラニン色素が増殖して紫外線から身を守ろうとしている、ということなんですね。
そうして私たちの体を助けてくれるメラニン色素ですが、紫外線を受け続けることで、メラニンが増えすぎてしまうと、お肌には悪影響を及ぼしてしまうのです。

メラニン色素の影響には、良いものもあれば、悪いものもあります。

メラニンの良い影響

メラニンがない状態で紫外線を浴び続けたら・・・

  • 皮膚に水ぶくれや炎症が出る
  • 皮膚がんの原因になってしまう

メラニンの悪い影響

メラニンが増え続けると・・・

  • シミやそばかすの原因となる
  • 毛穴が広がり、黒ずみの原因となる

メラニンは人の体にとって必要な色素です。上記のとおり、メラニンが生成されないとバリヤーがない状態で紫外線を浴び続け、皮膚病を引き起こす原因となってしまいます。
一方、メラニンが増殖し続けると、シミやそばかす、肌の黒ずみが増えてしまうことがあります。これは一体どういうことでしょうか?

紫外線の種類と対策

お肌のシミは、生成されたメラニンが消えることなく、そのまま残っている状態のものが多いようです。
なぜメラニンが消えないのかというと、もちろん紫外線を浴び続けているから。
紫外線にはUV-A(紫外線A波)とUV-B(紫外線B波)の2種類があり、日差しを浴びて肌が黒くなるのはA波、赤くなるのはB波の影響である、といわれています。
割合としてはA波のほうが圧倒的に多く、そのためA波から体を守るためにメラニン色素が生成されるわけです。

一方、B波は細胞のDNAにまでダメージを与えてしまう紫外線です。細胞のDNAがダメージを受けると、皮膚が新陳代謝しにくくなります。
本来、肌がメラニンを生成しても、新陳代謝によってメラニンは消えていきます。これを「肌のターンオーバー」といいます。
ところが、B波の影響によって新陳代謝しにくい=肌のターンオーバーが起こりづらくなるので、メラニンが残ってシミになってしまうのです。そばかすや黒ずみが増えるのも、同じ原因です。

紫外線対策

いずれにしても、紫外線を浴び続けるのは、決してお肌にとって良いことではありません。それどころか白内障など、目にも大きな影響を及ぼしてしまうこともあります。
日差しが強くなる春から夏にかけて、紫外線対策はとても大切なのです。
肌を紫外線から守るためには、ぜひ帽子を被る・サングラスをかける・日焼け止めを塗る、といった紫外線対策を、しっかり行いましょう。
もしも紫外線の影響で肌のシミやそばかす、黒ずみなどが消えない場合は、一度プロのエステティシャンにご相談くださいね。

それでも太陽の光は浴びなければいけません

ここまで日差しの強さ、紫外線がもたらす影響について書いてきましたが、もちろん太陽の光を全く浴びないでいいというわけではありません。
特に女性は、しっかりと太陽の光を受けたほうがよいのです。それも、朝一番の光を。
なぜかといえば、太陽の光は自律神経に良い効果をもたらす、といわれているからです。

太陽の光を浴びると、「セロトニン」というホルモンの分泌が盛んになるようです。
実は、自律神経の乱れはこのセロトニン不足から起こる、という研究結果もあります。
セロトニンは心の安定をもたらしてくれるホルモンです。このセロトニンが不足すると、イライラやストレスを溜めることが多くなってしまいます。
そこで、こんな生活習慣を身につけてみませんか?

朝早く起きて、カーテンを思いっきり開け、朝日を浴びる

朝一番の光

自律神経の乱れは、ストレスや不規則な生活習慣から起こります。
毎朝早く起きることで、規則正しい生活習慣が身につきますし、朝日を浴びてセロトニンが分泌されると、イライラやストレスも解消されるのです。
そうすれば夜もしっかり眠ることができ、自律神経のバランスも常に整えられるはずです。
太陽は、人間の生活にとって大切なもの。だからこそ紫外線対策を行いながら、うまく付き合っていきたいですね。

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