冷え対策

自律神経の乱れと冷えの関係・・・冬に適した温活とは?

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季節の変わり目には体調を崩す方が急増しますが、外気温が極端に下がる冬を迎えると、さらにその数は急増します。
このような体調不良は、ただ単に薄着などによる身体の冷えが原因で起こることもありますが、実は自律神経の不調が災いして起こることもあるのです。

寒い冬・・・体調不良の原因は自律神経の乱れ!?

自律神経とは? バランスが崩れるとどうなる?

私たちの体内には無数の神経が存在しており、その中のひとつである自律神経は、呼吸器や循環器、消化器系統の働きを整える役割を果たしています。
自律神経には交感神経と副交感神経があり、それぞれ異なった役割を担っています。
何かの拍子でどちらか一方の働きが活発になると、思わぬ不具合が身体のあちらこちらに現れてくることがあります。

では、交換神経と副交感神経どちらか一方が活発に働き始めたとき、私たちの体内ではどのようなことが起こるのでしょうか?

  • 自律神経失調症
  • 過呼吸症候群
  • 過敏性腸症候群

自律神経失調症

自律神経失調症の症状は実に様々です。

  • めまい
  • ふらつきなどでバランス感覚を失う
  • 不安や抑うつ状態
  • 倦怠感
  • 頭痛
  • 手足のしびれ
  • 動悸・息切れ

などの症状が現れます。
また、更年期に差しかかる年齢の方の場合では、更年期障害を併発することがあり、

  • ・ホットフラッシュ
    ・のぼせ
    ・ほてり
    ・更年期うつ
    ・情緒不安定

といった症状が現れやすくなります。

過呼吸症候群

自律神経の乱れが過呼吸を引き起こす?自律神経失調症に伴う様々な症状によってストレスが強くなったり、別の理由で自律神経のバランスが崩れたりすると、呼吸が荒くなって浅い呼吸を繰り返す「過呼吸症候群」を発症することがあります。

この病気は症状が常に現れるものではなく、突然なんの前触れもなく症状が現れるという特徴を持ち、その恐怖からパニック障害を併発することもあります。

過敏性腸症候群

若い女性に多い腸の病気ですが、その主な原因はストレスであると考えられています。
しかし、ホルモンバランスの乱れや自律神経の不具合によって発症することもあります。

これらが、自律神経の乱れによって起こる典型的な症状で、いずれの場合であっても冷え症を伴うことが少なくありません。

自律神経と身体の冷えの関係

自律神経のバランスが崩れた際、その改善に役立つのが「温活」であると言われています。
温活とは、身体の冷えを身体の内外から改善するための対策です。温活を行うことにより、自律神経のバランス調整効果を期待することができます。

そこで、「身体の冷えと自律神経って関係あるの?」という疑問が、頭の中に浮かぶかもしれませんね。

内臓に冷えが生じると血行も悪くなります自律神経のバランスに乱れが生じると、冷え性の症状が現れることがあります。
これは、自律神経がバランスを崩すことによって、自律神経が持つ「内臓の調節機能」が鈍ることによって起こるものです。
そして、機能が弱った内臓は、少しでもその負担を軽減させるためにエネルギーの放出を最小限に留めようとします。

すると、まず内臓に冷えが生じ、続いて血液が流れるスピードも緩やかになります。
これが、自律神経のバランスの崩れによって冷え性の症状が現れるメカニズムです。
逆に考えると、身体の内外から温活を行って内臓の機能を正常に戻せば、おのずと自律神経のバランスが整うんですね。

つまり、身体の内外から温活を行うことが、

自律神経の不調による冷え性~冷え症による自律神経のバランスの崩れ

という悪循環から抜け出すことができる近道なのです。

寒い冬に適した温活はこれ!

温活は、なにか高価な器具を揃えたり、高価な健康食品を揃えたりしなくてはできないというものではありません。
いつも通りの生活の中に少しだけ工夫を取り入れるだけで、どなたでもお気軽に実践することができます。

  • お風呂と足湯を上手に活用してみよう
  • 食事で温活してみよう
  • 運動で温活してみよう

お風呂と足湯を上手に活用してみよう

ただでさえ外気温が低くなる寒い時期には、身体に冷えが生じやすくなります。
このような冷たい外気によって起こる冷え症改善に役立つのが、お風呂と足湯を上手に活用する方法です。

寒い時期、湯船に身体を沈めてしっかりと温まっていますか?
もしも”カラスの行水”でお風呂を済ませているのであれば、まずはそれをやめて、42℃程度のお湯を張った湯船で、15~20分程度しっかりと温まることを習慣にしてみましょう。
コツは、熱すぎないお湯でゆっくりと時間をかけて身体を温めることです。

足湯また、風邪や生理などで湯船のお湯に浸かるのが難しいときには、足湯を実践してみましょう。
足湯は洗面器でも行うことができますが、できれば専用の容器を用意しておくことが望ましいですね。専用の容器は800円~1,000円前後、ホームセンターや雑貨屋さんなどで購入することができます。

足湯の方法はとても簡単、あらかじめ継ぎ足し用のお湯をポットに用意しておき、42℃程度のお湯を張った容器に膝下を浸けて30分程度リラックスします。
そして、お湯が冷めてきたらポットのお湯を継ぎ足します。
その際には、容器の下にバスタオルなどを敷き、床を濡らしてしまわないように注意してくださいね。

食事で温活してみよう

寒い季節といえば、鍋料理が美味しいですよね。
美味しい鍋料理は、使用する具材によって温活食品に早変わりします。

特におすすめなのは、ゴボウ、ニンジン、レンコン、ショウガ、ニンニクです。
ショウガとニンニクは香りが強いですが、キムチ鍋に入れれば臭いが紛れますし、代謝アップ効果を期待できるカプサイシンという成分も取れますので、まさに一石二鳥です。

また、ショウガに含まれるショウガオールという成分には、それ自体に身体を温める効果が期待できますので、ハチミツショウガなど食べやすい形に加工して摂るというのもおすすめです。

冷えた体を温めてくれる、ハチミツ入りの生姜湯ハチミツショウガは、薄くスライスしたショウガをハチミツに浸けこみ、まる1日放置したら完成。

このままでは食べにくいときには、カップにお湯を注ぎ、ハチミツショウガを入れて飲み物として摂ってみるとよいでしょう。

運動で温活してみよう

寒い時期には身体を動かすことが億劫になります。
ですが、“コタツでミカン”という生活を続けていては、冷え症の改善はおろか、今度は肥満のリスクも高まります。

外気温が低い季節には無理に屋外で運動を行うのではなく、温かい室内で軽いストレッチや踏み台昇降運動を行うという方法があります。まずはコタツから抜け出して、積極的に身体を動かしてみましょう。

踏み台昇降運動は有酸素運動に分類され、脚の筋肉増強や血行不良の改善に役立ちますし、なによりも屋内で行うことができるというのが嬉しいポイントです。

冷えを改善する運動のひとつ踏み台昇降
運動用の踏み台は、ホームセンターやインターネット通販などで、1,000円台~3,000円前後で購入することができますので、自律神経調整用として1台用意しておくとよいでしょう。
踏み台昇降運動は、1日1回・15分~30分が目安です。

自律神経と冷えの悪循環を断ち切るために

自律神経が乱れると身体に冷えが起こり、身体が冷えると自律神経がさらに乱れるというイタチごっこが起こります。
この嫌な悪循環を断ち切るには、日々の生活に“温活”というひと工夫を加えるのが一番の方法です。

今回ご紹介した温活は、どれも今すぐに行えるお手軽な方法です。ぜひ普段の生活に取り入れで、自律神経のバランスを整える工夫を行ってみてください。

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