冬になると寒さが厳しくなることから、運動量が大きく減ります。
外で活発に体を動かすよりも、室内の暖かい部屋にいたいと思うようになります。
そのような生活が続くことから、冬太りで悩んでいる人もいるでしょう。
そんななか、冬に飲むと美味しい甘酒に冬太りを解消するポイントがあるようです。
なぜ甘酒に冬太り解消効果があるのか、痩せる仕組みについて解説します。
目次
冬太りになる原因を知っておこう
冬太り対策に甘酒がよいことを説明する前に、まずはなぜ冬は太りやすくなるのかという点についての知識を得ておきましょう。
冬太りになる原因としては、以下の点が挙げられます。
- イベントが盛りだくさんでつい食べ過ぎてしまう
- 年末年始の休みでさらに太りやすくなる
イベントが盛りだくさんでつい食べ過ぎてしまう
冬といえば、クリスマスや忘年会、お正月と人々が集まって、飲んだり食べたりする機会が増えます。
ケーキやお肉など、高カロリーなメニューも登場し、賑やかな空間のなかで食事を楽しむことが多いです。
このようなイベント続きになりやすいため、冬太りを招くと言えます。
外で運動することは減り、室内で過ごすことが増えるため、どうしても脂肪が蓄積されやすいのです。
年末年始の休みでさらに太りやすくなる
休日が続くのは嬉しいことですが、その分生活が乱れがちになります。
食事の時間が不規則になったり、部屋でくつろぐことが増えるでしょう。
仕事に行っていると規則正しい生活になり、暴飲暴食をするようなタイミングもありません。
しかし、長い休みが続くと生活が乱れやすくなることから、体は太りやすくなっていってしまいます。
冬太り解消に甘酒がおすすめ! その仕組みとは?
冬太りを解消していくには、やはり運動をするのが一番と言えます。
しかし、外でウォーキングやジョギングは、つらいと感じることもありますよね。
体が寒さを感じることで、どうしても運動量が減ってしまいます。
そんなときに、飲んで美味しく冬太り解消にもつながるものとして甘酒が挙げられます。
冬の大人の楽しみとも言える甘酒、年末年始に飲む機会も増えますが、なぜ冬太り解消と関係しているのでしょうか?
甘酒には、米麹から作られたものと酒粕から作られたものとの2種類がありますが、どちらからもダイエット効果は期待できます。
その仕組みを見てみましょう。
- 米麹から作られる甘酒
- 酒粕から作られる甘酒
米麹から作られる甘酒
米麹から作られた甘酒には、アルギニンなどのアミノ酸が豊富に含まれています。
この豊富なアミノ酸によって、体の基礎代謝を上げることができるのです。
さらに、甘酒を飲んだときに感じる甘味は多糖類になるので、消化するのに時間がかかることから太りにくい体に変えてくれます。
甘酒には便秘解消効果もあるため、老廃物をすっきり排出することができ、ぽっこりお腹も解消されます。
酒粕から作られる甘酒
酒粕から作られた甘酒は、食物繊維やレジスタントプロテイン(難消化性タンパク質)が含まれているため、糖質の分解を緩やかにしてくれ、急激に血糖値が上がるのを抑えてくれます。
糖質の分解速度が遅くなるほど脂肪として蓄積されにくく、酒粕から作られた甘酒を飲むことで脂肪の蓄積を防ぐことができるのです。
また、酒粕にはアデノシンという血行促進作用のある成分が含まれているので、冷え性を改善し基礎代謝アップにつながります。
このように、2種類ある甘酒に関しては、それぞれの材料の特徴から冬太りを解消するポイントが隠れていることがわかります。
冬太りが気になる季節は、ぜひ暖かい甘酒を飲みながら脂肪を燃焼していきたいですね。
冬太りに効果的な甘酒、おすすめの飲み方は?
甘酒が冬太り解消につながる仕組みを理解したところで、さっそく甘酒を飲もうという流れになるでしょう。
そこで、少しでも甘酒の成分を摂取して効率よくダイエットができるように、おすすめの飲み方をご紹介します。
どれも簡単に作れるレシピなので、ぜひ寒い冬に試してみてください。
- 生甘酒を手作りしてみよう!
- 大人っぽい風味を味わいたいなら抹茶をプラス
- まったりと豆乳甘酒もおすすめ
生甘酒を手作りしてみよう!
甘酒は市販品もたくさんありますが、やはり手作りしたもののほうが効果をしっかりと感じられます。
そこで、生甘酒の作り方を紹介しましょう。
生甘酒の材料
麹、お湯
生甘酒の作り方
- 米麹にお湯を加え、60度で4時間保温する。
- 米麹:お湯=1:2の比率になるようにする。
酵素が最も活発に動くのが60度という温度なので、60℃でキープすることが大切。
生甘酒を作るときは温度キープが重要なポイントとなるので、炊飯器を使うと便利です。
炊飯器に生甘酒の材料を入れて60度になっているのを確認したら、蓋を開けたままで布巾をかぶせる程度にして、保温ボタンを押しましょう。
基本の生甘酒は、これで完成します。
慣れてくると感覚がつかめるので、より美味しい生甘酒を作ることができるでしょう。
大人っぽい風味を味わいたいなら抹茶をプラス
生甘酒は、いろんなアレンジが楽しめる飲み物としても注目を集めています。
シナモンや黒ごま、きなこなどさまざまなものをトッピングして、いろんな風味を楽しめるようになっています。
そのなかでも、大人っぽいほろ苦さを感じながら美味しく飲めるのが、生甘酒に抹茶をトッピングしたものです。
生甘酒大さじ3に水大さじ2を加え混ぜ合わせた上に、抹茶を少量乗せたら完成です。
簡単にできて、抹茶の風味も感じながら甘酒を楽しむことができるのでおすすめです。
まったりと豆乳甘酒もおすすめ
手作りまたは市販の甘酒に、豆乳をプラスすればよりコクのあるまろやかな飲み物に仕上がります。
豆乳には代謝を高めてくれるタンパク質が豊富なので、甘酒と合わせるとより脂肪を燃焼しやすくなります。
豆乳は女性にとって美肌効果やホルモンバランスを整えてくれる作用もあるので、甘酒に混ぜて飲むことで嬉しいメリットをたくさん感じられるのです。
まとめ
冬になると気になる体の脂肪、効率よく落とす方法を知りたいと思っている人も多いでしょう。
そんなときは体を温めながら美味しく飲める甘酒で、冬太りを解消していきましょう。
甘酒にはダイエットにつながるポイントが多々あり、手作りすることでさらに有効成分を摂取することができます。
甘酒はアレンジを楽しめる飲み物でもあるため、ぜひその日の気分でお好みの甘酒を飲んでみましょう。