女性のみなさんいとって永遠のテーマとも言えるダイエット、元からあまり太らない痩せ体質の人もいるといいます。
そんな人のことをうらやましくも思いますが、痩せ体質は自分でも作り上げることができるんです。
そこで、痩せ体質について説明と、痩せ体質になるための方法やコツを紹介します。
日常生活の中で注意しながら過ごすことで、無理なく健康的な体を手に入れられるでしょう。
痩せ体質とは?
「痩せ体質になりたい!」という人が多い中で、なぜ痩せ体質と言えるのか考えたことはありますか?
生まれつきの体質なのか、その人の生活スタイルが太らないようにしてくれているのか、痩せ体質の本質について知っておくことで、今後のダイエットにも役立てることができます。
そこで、痩せ体質の人の特徴をご紹介します。
- 腸内環境のバランスがよい
- 基礎代謝量が多い
- 姿勢がよい
腸内環境のバランスがよい
たくさん食べているのに太らないという人は、腸内環境のバランスがよいと言えるでしょう。
腸内には善玉菌と悪玉菌、日和見菌といった細菌が生息していますが、これらのバランスが崩れて悪玉菌が多くなると、便秘や下痢を繰り返すようになり腸内環境が乱れてしまいます。
一方、善玉菌が多い腸内は、スムーズな排便を促してくれるので、老廃物を溜め込まずに済みます。
腸内環境のバランスが取れていると、たくさん食べても太りにくくなります。
腸がいつもきれいな状態なので、新陳代謝が活発になり痩せやすくなるのです。
余分なものが早く排出されるので、むくみもできにくくなります。
さらに、善玉菌には脂肪が蓄積するのを防ぐ物質を発生させるため、痩せやすい体に近づけます。
基礎代謝量が多い
基礎代謝量がしっかりとあるほうが、たくさん食べても太りにくくなります。
年齢や筋肉量によって異なる基礎代謝量ですが、肝臓や脳、筋肉において多く消費されるという特徴があります。
健康的な肝臓を維持し、しっかりと脳や筋肉を使うようにすると基礎代謝量は高まっていきます。
姿勢がよい
姿勢の悪さや骨盤のゆがみは、体型にも大きく影響します。
妊娠や出産を機に太ってしまったという話もよく耳にしますが、これは骨盤のゆがみが原因として考えられます。
骨盤のゆがみによって内臓が正しい位置に保てないため、血行不良やむくみなどを招きます。
いくら運動しても痩せない、リバウンドしてしまうという人は姿勢を見直してみるとよいでしょう。
デスクワークをしているとき、自分がどのような姿勢になっているのかを確認し、ストレートネックや猫背になっていたら改善していきましょう。
痩せ体質になるための4つのポイント
痩せ体質の人に共通する点を知ると同時に、自分も痩せ体質になるためにはどんなことを実践すればよいのでしょうか?
ここでは、痩せ体質になるための4つのポイントを紹介します。
- 腸内環境の改善を図ろう
- 飲酒はほどほどに
- 定期的に運動をしよう
- ストレスの発散も忘れずに
腸内環境の改善を図ろう
腸内環境のバランスがよい人は、痩せ体質と言えます。
そこで、腸内環境の改善を図りながら痩せ体質に近づけるようにしてみましょう。
食事においては、乳酸菌や発酵食品、オリゴ糖などを積極的に摂取するようにし、ストレスは溜めないようにしましょう。
そして、質の良い睡眠も、腸内環境の改善に欠かせません。
規則正しい生活を送りながら、食事内容を振り返ることで痩せ体質に近づいていけるでしょう。
飲酒はほどほどに
お酒を飲みながらの食事は楽しいものですが、頻度はほどほどにしておきましょう。
お酒をたくさん飲むと、肝臓に負担がかかります。
基礎代謝の多くが肝臓で消費されるため、お酒をたくさん飲むと肝臓が疲れてしまい、基礎代謝の低下を招きます。
太りやすい時期とも言われる冬は、忘年会や年末年始などで飲み過ぎる傾向にあります。
お酒の量は加減しておきましょう。
定期的に運動をしよう
痩せ体質の人は、積極的に体を動かしている人とも言えます。
冬は寒くなって運動するのが億劫に感じてしまいますが、室内でできる運動を続ける、暖かい時間帯にウォーキングをするなどの対策を取ってみましょう。
毎日運動のために時間を確保するのは難しく継続しにくくなるので、日常生活の中で体を動かすようにするとよいでしょう。
たとえば、
- 街を歩いているときは階段を使うようにする
- 近所の買い物には自転車や歩きで行く
など、生活の一部に運動を入れると無理なく続けられます。
また、
- テレビを見ながらストレッチをする
- 家事を積極的に行って体を動かす
など、家のなかにいるときにも脂肪を燃焼することはできるのです。
毎日まとまった時間運動ができない、続けられないという人は、生活の中に自分ができる運動を取り入れてみましょう。
体を動かすのを日課にしておくと、だんだんと体が軽くなっていき、動くのが面倒と感じることがなくなります。
ストレスの発散も忘れずに
ストレスを溜めていると、腸内環境の乱れにも直結し太りやすい体質に変わってしまいます。
この悪循環を断ち切るために、ストレスは日頃から溜め込まないようにしましょう。
夜は早めに眠って睡眠時間を確保し、休日や仕事から帰ってきたときには自分の趣味を楽しんだり、リラックスできる時間を作るとよいです。
ゆっくり過ごす時間を作るとストレスが発散でき、また翌日から頑張れるようになるでしょう。
ストレスは大きな病気の引き金にもなるので、日頃から溜め込まないように発散しておくことが大切です。
まとめ
痩せ体質という人たちの特徴を見てみると、腸内環境のバランスがよく、自然と体を動かしていることが多いです。
また、姿勢が良い人も痩せやすいと言えます。
このように痩せ体質の人の特徴を押さえた上で、日常生活に注意しながら痩せやすい体に近づいていけるとよいでしょう。
腸内環境の改善、ストレス発散、適度な運動と基本的なことばかりとなりますが、自分にとって無理なく続けられる方法で実践していきましょう。
また、お酒の飲みすぎも太りやすくなるので、痩せ体質を目指すために量も調整していってください。