「思うようにダイエットが進まない」
「運動や食事に気をつけているのに体重が変わらない」
ダイエットをしていると、こんな悩みにぶつかることがあります。
体脂肪をしっかり燃焼してスリムな体型を目指したいと思いつつも、うまくいかないこともあるでしょう。
そこで、日々の生活を見直すという点から自律神経に目を向けてみてください。
実は自律神経と体脂肪の燃焼には深い関係があるのです。
目次
体脂肪燃焼と自律神経の関係とは?
体脂肪の燃焼を自律神経は密接に関係しており、自律神経の働き方次第でダイエットが成功するかどうかも変わってきます。
さっそく、両者の関係について見ていきましょう。
交感神経が優位になると脂肪の分解が始まる
脂肪をしっかり分解・消費していくことで、体内に蓄積される分を減らすことができます。
交感神経と副交感神経がお互いバランスを保ちながら働いているなか、交感神経の方が優位になると脂肪の分解を促すことができます。
交感神経が活発に働いていると、副腎と呼ばれる部分からアドレナリンが分泌され、ダイエットのときに活躍してくれるのです。
よく耳にしたことのあるアドレナリンは、消費カロリーを多くするという特徴を持っています。
つまり、アドレナリンがしっかり分泌されていると、その分多くのカロリーを消費することができるのです。
脂肪の分解を促すことから、体内に脂肪が溜まっていくのを防ぎます。
このアドレナリンは、運動を行なうことで分泌できます。
日中家事や育児、仕事で活動するのとは別に、意識して運動を取り入れるのがおすすめです。
毎日ほんの少し運動を加えるだけでも、アドレナリンの分泌を促すことができます。
ダイエット時の食欲も自律神経が関係している
適度に身体を動かしてアドレナリンを分泌することが脂肪燃焼の鍵となるなか、ダイエットのときに悩んでしまう食欲のコントロールも自律神経と関係があります。
食欲に関わってくるのは副交感神経の方になるため、食欲を抑えたいときは交感神経の方を優位に働かせることが大切です。
緊張しているとき、食事が喉を通らないということがあるでしょう。
一方、リラックスしているときは好きなスイーツを食べちゃおう、おかわりしちゃおうといった気持ちになるものです。
身体を交感神経優位にして緊張状態に置くことで、食欲のコントロールが可能になります。
食べ過ぎかもと感じたらストップがかかるようになり、無理のない範囲で食欲を自制することができるでしょう。
自律神経が乱れると身体は太りやすくなってしまう
自律神経のバランスをきちんと保つことがダイエットの成功につながる点から、自律神経の乱れは太りやすい身体を招いてしまうこともあります。
交感神経は日中に働いており、夜になると副交感神経の方が優位に働き始めます。
しかし、この副交感神経の方がメインで働くようになると、食べ過ぎを招いたり脂肪を燃焼しにくい身体になってしまうため注意が必要です。
交感神経ばかりが優位になっても身体は疲れてしまうため、両者のバランスが重要とも言えます。
ダイエットを意識しているのに返って太っているような気がする、食事に注意しているのになんでだろう?
と感じることがあったら、自律神経のバランスが乱れている可能性が高いです。
ダイエットを成功させるには自律神経を制するのが鍵!日常生活でできることとは?
効率よくダイエットを成功させたいときは、自律神経の状態を整えることが大切です。
そこで、日常生活において以下の点に気をつけながら過ごしてみましょう。
習慣にすることで徐々に自律神経のバランスが整うようになり、ダイエットも順調に進めることができます。
規則正しい生活を心がけてメリハリを
交感神経と副交感神経のバランスを整えることが重要となるため、日頃から規則正しい生活を行なうようにしましょう。
日中は交感神経を、夜間には副交感神経を優位にできるよう、生活リズムを整えていきたいです。
具体的には、日中は積極的に身体を動かしてアクティブに活動し、夜は心身ともにリラックスさせることがポイントです。
昼間は家事や育児、仕事に全力を注ぎ、合間に軽い運動も取り入れると良いです。
良い意味で一日疲れたと感じることが大切です。
夜は温かい飲み物を飲んでリラックスしたり、音楽を聴いたり読書を楽しんだり、自分の時間をゆっくりと過ごしてみましょう。
心と身体を落ち着かせることで、質の良い眠りに導くことができます。
朝すっきり目覚めるためにも、夜更かししないよう早めに布団に入るのも忘れないでくださいね。
朝起きたらカーテンを開けることからはじめよう
私たちは、朝目覚めて太陽の光を浴びることで体内時計を整えています。
副交感神経から交感神経に切り替えることができ、日中を活動的に過ごせるようになります。
朝早めに起きていても、カーテンを開けていないと身体は目覚められないといいます。
太陽の光は身体を目覚めさせる働きがあるので、毎朝の習慣としてカーテンを開けることから始めてみましょう。
一日の終わりは湯船に浸かってのんびり過ごそう
いつも入浴はシャワーで済ませている、そんな人も多いかもしれません。
しかし、一日の終わりに湯船にゆっくり浸かることで、全身を温め血行を促進できます。
身体の疲れやコリもほぐせるので、リラックスできるでしょう。
身体を温めてリラックスできると、夜質の良い睡眠が取れるようになります。
お気に入りの入浴剤を用意するなどして、お風呂の時間を快適に過ごしてみてください。
疲れが溜まっているときは日中にエステも利用してみよう
お風呂の入り方や睡眠に気をつけているけれど何だかすっきりしない、そんなときは昼間の時間があるときにエステを利用してみましょう。
癒しの空間のなか、極上のマッサージを受けて全身リラックスできます。
日々頑張っている自分へのご褒美に、エステを用意しておくのもおすすめです。
エステを上手に利用しながら、毎日元気に過ごしましょう。
自律神経を整えて体脂肪をしっかり燃やそう!
自律神経は、日々の生活や精神的な部分などが影響して乱れやすいです。
バランスが崩れたまま過ごしていると、せっかく頑張っているダイエットも思うように進みません。
日々の生活を見直し、自律神経を整えることを意識してみましょう。
生活リズムを整えることを前提に、運動やお風呂の入り方などを工夫し、ときにはエステも利用してみてください。