自律神経

食べて自律神経を整えよう!自律神経を整えてくれる食べ物

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自律神経が乱れると、身体には様々な不調が表れます。
疲れを感じやすい、睡眠をしっかり取ってもすっきりしないなど、ひとりひとり抱える悩みは異なるでしょう。
そんな中、食べ物を上手に選んで自律神経を整えることができます。
疲れやすい季節などには、自律神経を整える食べ物で、体調を整えましょう。

自律神経に良い食事

自律神経を整えてくれる食べ物一覧

自律神経を整えてくれる食べ物は、いくつかあります。
上手に食事や間食に取り入れて、身体のリズムを整えてみてください。

トマト

優れた抗酸化作用を持つトマトは、美容と健康に良い野菜です。
リコピンが多く含まれているだけでなく、GABAというアミノ酸の一種も含まれています。
もともと私たちの脳などにある神経伝達物質GABAは、脳に酸素や血液を送り、神経をリラックスさせてくれるのです。
自律神経を整えるうえで、欠かせない存在とも言えます。
トマトを美味しく食べながら、よりリラックスした身体に近づけると良いですね。

チョコレート

自律神経に効くチョコレート

疲れたときに心と身体を満たしてくれるチョコレートは、ただ甘くて美味しいだけではありません。
トマトと同じく、チョコレートにもGABAが豊富に含まれます。
間食や集中力を高めたいときに利用されることの多いチョコレートは、自律神経を整えてくれる役割を持っているのです。
脳がリラックスすると同時にリフレッシュもできるため、チョコレートは美味しく食べながら身体の調子を整えてくれる存在です。

乳製品

牛乳やチーズなどの乳製品には、トリプトファンと呼ばれる、自律神経を整える上で欠かせない物質が含まれています。
幸せホルモンを分泌する際にも欠かせない存在であり、食事から摂取することでしっかり機能してくれます。
乳製品は手軽に食べられるものが多いため、毎日摂取するよう心がけてみましょう。
適量を毎日摂取するだけで自律神経が整うようになり、身体で感じる不調も軽減できます。

バナナ

自律神経に効くバナナ

朝食や小腹が空いたときに手軽に食べられるバナナは、栄養価満点の果物です。
自律神経を整えるのに役立つトリプトファンやビタミンB6、炭水化物を含み、一日1本食べるだけで自律神経に働きかけてくれます。
腸内環境を改善してお通じも良くしてくれるため、より快適に過ごすことができるでしょう。

さつまいも

セロトニンを生成して自律神経を整えていくためにおすすめの食材が、さつまいもです。
セロトニンの分泌を促すビタミンB6を豊富に含むため、自律神経の安定につながるのです。
さつまいもは、手軽に食べられて美味しい食材です。
間食にもさつまいもを取り入れることで、より効率よく自律神経を整えることができるでしょう。

カツオやマグロなどの魚類

カツオやマグロなどの魚類からも、ビタミンB6を摂取することが可能です。
魚料理を作る際、カツオやマグロを選んで調理してみましょう。
どちらも魚屋やスーパーで購入できる魚であるため、日々の食事にも取り入れやすいです。
調理法をアレンジしながら料理をすると、より美味しく食べられるでしょう。

自律神経を整えるために日常生活で実践できること

自律神経を整えるためには、日常生活を意識することが大切です。
どんなことに注意しながら過ごせば自律神経を整えることにつながるのか、さっそく見てみましょう。

甘いものは午後2時~3時に食べよう

間食で選ぶ食べ物には、塩分や糖分が多く含まれているものが多いです。

内容をチェックする前に意識したいのが、食べる時間帯です。
ベストなのは午後の2時~3時であり、一番脂肪を溜め込みにくいタイミングとなります。
甘いものを選ぶときにも、スナック菓子や洋菓子ばかりを選ぶのではなく、干し芋や甘栗、ドライフルーツ、焼き芋などを選ぶと、自律神経にプラスに働きかけてくれるでしょう。

朝起きたら、朝日を浴びよう

自律神経改善に朝日を浴びる

朝起きたときに、まずしてもらいたいのがカーテンを開けて朝日を浴びることです。
朝日を浴びることで、セロトニンと呼ばれるホルモンが活性化し、自律神経の安定につながります。
朝に日光を浴びると、体内時計がリセットされるというメリットもあります。
朝早くにすっきりと目が覚め、夜は自然と眠たくなるといったサイクルが整うのです。
朝起きたらカーテンを開けることから始め、日光を浴びてから活動を開始しましょう。

毎日湯船に浸かろう

毎日湯船に浸かることも、自律神経を整えていくうえで欠かせません。
ポイントは、ぬるめのお湯に浸かることです。
36℃~40℃程度のお湯で副交感神経が優位になり、心身がリラックスした状態になります。
その結果、質の良い睡眠につなげることができるため、健康的な身体を維持できるようになるのです。
忙しくてシャワーだけで済ませがちな日もある中、ほんの少しの時間でも湯船に浸かってみましょう。
入浴剤を入れる楽しみなどを見つけておくと、お風呂が待ち遠しくなります。

首を温める

寒いときには首を温めると良いですが、自律神経を整える際にもおすすめです。
首には太い血管が通っており、しっかり温めることで全身の血流を改善できます。
副交感神経の活性化にもつながるため、首を温めて過ごすことでリラックスもできるのです。
昼間に疲れを感じたときや、布団につく30分前といったタイミングで温めると、よりリラックスできて疲れを取り除くことができるでしょう。
ホットタオルや温熱シートなどを利用して、首元を温めてみてください。

食べ物や日常生活のポイントを押さえて自律神経を整えよう

食事で自律神経を改善した女性

自律神経を整えることで身体のリズムが整い、毎日元気に過ごすことができます。
日常生活でのポイントを押さえておくと健康な日々を送ることができ、身近な食べ物から実践してみましょう。
トマトやチョコレート、乳製品など、手軽に食べられる食べ物を利用し、自律神経のバランスを整えていきましょう。
その上で、朝日を浴びる、湯船に浸かる、首元を温めるなどの対策を取っていくと、より快適に過ごせるようになります。
ストレスや疲れも溜まりにくくなり、健康的な日々を送ることができますよ。

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